(お時間を取って当ブログにお越しいただきありがとうございます!今年こそ王座奪還できるよう、また可能な範囲でブログ更新しようと思うのでよろしくお願いします。)

いよいよ、2022年シーズンのJ1が開幕しました。
主力選手が多数旅立ち、一方で新加入選手もたくさん入った今シーズン。
楽しみ7割、不安が3割、でもやっぱりマリノスの試合が見たい、そんな気持ちで迎えたセレッソ大阪戦でした。
結果は2-2の引き分け。
勝てた試合で最後に勝ち点2を失ったような悔しい試合でしたが、今後に向けて光明も見えた開幕戦だったかなと。
今回は久々のブログ更新でリハビリも兼ねてなので、図解は無しで軽めの雑感ですが少し語ってみたいと思います。
いつものことですが、あくまでも一人の素人の意見なので「確かにそういう意見もあるかもね」「いや、それは違うんじゃないかなぁ」と、読者のみなさんそれぞれの楽しみ方をしていただけたら嬉しいです。
<2019年の輝き、再び>
今年の新体制発表会を見て、そして昨日の開幕戦前にスタメンを見て一つ感じたことがあり、試合開始前かキックオフ直後か、こんなツイートをしました(下から2つ目)。

今年は優勝した2019年のフィジカルコーチ、グレッグが帰ってきました。
「2020年以降少しキレが落ちた感じのあったテルが、もしかしたらこれで復活するんじゃないかな」
そんな淡い予感を抱きつつ開幕を待ち、そして開幕戦のスタメンに名を連ねた背番号23。
やはり期待せずにはいられませんでした。
そして、蓋を開けてみると、2019年ホーム札幌戦の独走ゴールが頭をよぎるような体のキレ。
ドリブルの初動でグッと相手の前に出て置き去りにする加速が、明らかに昨年までとは違いましたよね。
昨年までのフィジコがダメだったというわけではきっと無いと思いますが、やはり相性はあるのでしょう。
強化部は選手補強でいつも本当に良い仕事をしてくれていますが、スタッフ人事でも素晴らしいテコ入れをしてくれたなと感じます。
一度チームを離れたのもきっと事情はあったでしょうし、それを呼び戻すというのも簡単ではなかっただろうなと。
仲川選手(23)の今シーズンの復活が心から楽しみです。
<衝撃デビューのAロペス>
1点を追いかける展開、攻めても攻めてもなかなか得点が入らない嫌な流れ。
救世主となったのは、加入してもっとも日の浅いAロペス選手(11)でした。
精力的に守備で走り回り、ボールを収めて、前を向けばボールを運べて力強いシュートも打てる。
チーム戦術を短期間でよく理解して、開幕戦に臨んでくれたのも好印象です。
「チームプレーができる選手の、個の暴力」
そんな印象を受けた同点アシストでした。
逆転弾は少しだけ幸運な面もありましたが、際どいところに打ったからこそああいうことも起こるわけで。
勝ちに繋がらずヒーローインタビューに選ばれなかったのは悔やまれますが、きっと今後の試合でそういう場に呼ばれることも何度も出てくるでしょう。
レオ選手(9)や西村選手(30)も触発されたでしょうし、今後が楽しみですね。
<背番号を変え、主力として決意のシーズンへ>
渡辺選手(6)のプレーにも触れておきたいです。
セレッソ大阪は4-4-2のコンパクトな守備ブロックでしたが、ボランチに渡辺選手がいなければもっと中盤で圧をかけてきたと思います。
ただ、渡辺選手は止めて蹴る技術に優れ、スペースが空くとボールを運ぶ機動力もあるので、「時間とスペースが他の選手に提供されるかも」「無闇に寄せたら入れ替わってしまうかも」と考え、そのリスクは負えなかったのかなと。
それに、前半の渡辺→マルコス(10)→水沼(18)と裏を取った場面は、トップ下もできるボランチだからこそマルコス選手と同じ絵を描けた感じもしました。
これまで守備での強度が課題だったかと思いますが、開幕戦を見るに守備も上手くなっていました。
フィジカルが劇的に変わったというより、間合いの詰め方やタイミングが巧みになった印象です。
個人的な感想ですが、今年のボランチのファーストチョイスは、今のところ渡辺選手になりそうかなと。
今年2児のパパになる予定ですし、きっとより一層気合いも入っているかと思います。
日本代表の常連にもなってほしいですね。期待しましょう!
<明るみになった課題>
課題を挙げるなら、言わずもがなですが、セットプレーの守備ですね。
セットプレーの守備はゾーンに少しマンツーマンを混ぜたミックス。
この場合は、ゾーンに高さのある選手を置くことが多いので、マンツーマンの選手はある程度ミスマッチになります。
高さで勝つというよりも、体を当てて自由にヘディングさせないという意図のマンツーマンですね。
1失点目は高さのあるゾーンの選手がいないところに蹴られてしまいましたが、決めた進藤選手を褒めるべきゴールでしょう。
喜田選手が落下点に入れなかったと見ることもできますが、一番怖いのは前に出て上で叩かれることなので、進藤選手がその動きを最初にした時点で、つられてしまうのも仕方ないです。
2失点目はゾーンの畠中選手(4)と岩田選手(24)の間で清武選手に合わされました。
岩田選手にもう少し強く競って欲しかったなと最初は思っていましたが、試合を見返すと西尾選手も競りに来ていてゾーンの選手としては判断が難しかったと思います。
ゾーンの選手がガチンコでフルパワーの競り合いができないというのは、セットプレーあるあるかなと思うので、可能ならばマンツーマンにしたいところです。
昨日の試合は全体的にサイズが無くて、ミスマッチが多発するマンツーマンは難しかったと思いますが、今後エドゥアルド選手(5)とAロペス選手がポジションを確立するようならその選択もありでしょう。
もう一つ心配点をあげるなら、チアゴ選手がいない今、最終ライン裏の競走もやはり怖さはありましたね。
開幕戦は大事には至りませんでしたが、相手によってはスピードでちぎられる場面も出てきそうでした。
ここは試合をこなしつつ、今のメンバーに合った適切な最終ラインの高さを見つけてほしいですね。
<次節、川崎から勝ち点3を!>
すぐ水曜には2戦目、川崎フロンターレとの試合がやって来ます。
川崎は勝ったものの内容はさほど良くなかったので、ここで土をつけておきたいですね。
良くないなりに勝ち続けるというのは強いチームの一つの条件なので、彼らをそのルートに乗せてはいけません。
必ず叩いて、こちらが上昇気流に乗っていきましょう!
そして、今年もマリノスの試合が見られることに感謝!
すべての選手たちが、できる限り怪我無く今シーズンを駆け抜けられますように。
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