【レビュー】2022明治安田生命J1リーグ第3節、横浜F・マリノス VS 清水エスパルス

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(お時間を取って当ブログにお越しいただきありがとうございます!勇猛果敢な選手起用とそれに応えた選手たちの勝利を思い出すように楽しんでいただけたら嬉しいです!)

祝、連勝!そして暫定首位!

後半は多少グダグダになった時間帯もありましたが、危なげなく勝ち切りました!

開幕5連戦を3勝1分1敗の勝ち点10は優勝を狙うのに十分な結果です。

しかも、フィールドプレイヤー26選手中、池田選手(29)、西田選手(36)、ターラ選手(39)を除いた23選手を既に起用しつつこの成績!

素晴らしすぎますね。

主力が多数抜けつつも、このスカッドを用意してくれた強化部にあらためて感謝ですね!

そして、プレーモデルがしっかりしているが故に、誰が出てもマリノスのサッカーができる凄さ。

しっかり落とし込む監督&コーチも称賛されるべきですし、ボスから続くアタッキングフットボールのDNAが受け継がれていることを喜びたいですね。

ボランチとして初スタメンの小池(龍)選手(25)はゴールまで決めてくれました!

ボランチの得点力という課題を真っ先に打開するのがこの選手になるとは笑

彼がボランチにいれば最終ラインのカバーは当然安心できますし、縦に抜ける動きのその後のプレーにも期待感があります。

神戸戦ではブロックを作るシーンもありましたが、破綻させず適切なポジショニングを取り続けていたのも驚くべきことです。

パスを大きく散らしてゲームを作るタイプでは無いので、対戦相手による使い分けになるかもしれませんが、局面に強いボランチとしては今後も面白い選択肢になりそうですね。

マリノスでの初ゴールとなった吉尾選手(14)!

彼の初ゴールがああいう形になるとは想像していませんでしたが、いかにもマリノスの選手っぽいゴールで最高でしたね!

ミドルシュートを打つ度にそれが枠を捉え続けましたし、視野の広いチャンスメイクも見られました。

ビルドアップで顔を出す機会が更に増えれば、相手にとってはもっと嫌な存在になりそうですし楽しみですね。

藤田選手(16)の魅力もかなり出ていた試合だったかと思います。

前回の記事で書きましたが、彼の長所の一つはインターセプトで、この試合でも高い位置でボールを奪うシーンがありました。

また、小池(龍)選手のもう一つの決定機を演出したのは、スペースに走る西村選手(30)を狙った藤田選手のワンタッチパスでした。

難しいボールをダイレクトに味方へ送るというのは前節もありましたし、やはり技術が高いですね!

一方で、永戸選手(2)はまだこのサッカーに慣れない感じがありますが、長い目で見てあげて欲しいです。

キックの精度が魅力とは言え、仙台や鹿島とはプレーモデルが違いすぎますし、すぐに適応している他のSB陣が異常なだけです笑

「ブンちゃんも最初の頃はやばかったなー」って感じで、今後に期待しましょう。

さて今回は、華麗な先発デビューを飾った大卒ディフェンダー、角田選手(33)に注目して記事を書いてみようと思います。

<第二の畠中!?大型大卒ディフェンダーの魅力と伸びしろ>

個人的に、清水戦の最も嬉しいサプライズは角田選手のプレーぶりでした。

この試合の彼のビルドアップはパーフェクトでしたね。

判断良くボールを配球しますし、ボールを運ぶこともできます。

特に、緩から急の緩急を生かした持ち運びで仲間に繋ぐプレーは圧巻でした(11:37、52:44)。

相手のロングボールをクリアせず仲間に繋いだり(23:28)、難しい体勢からでも味方に繋ぐ技術もあります(36:26)。

プレスを受けても怖がらずボランチにボールをつけます(33:47)し、相当ボールの配球には自信があるように見えました。

畠中選手(4)がチームにもう一人いるのかと思うようなプレーですね。

左利きのCBは貴重ですし、アギーレ監督ならすぐに代表に招集していたことでしょう笑

守備面でも、清水戦は岩田選手(24)と共に相手の攻撃を前で潰すことがほとんどで、清水の攻撃の希望である鈴木唯選手が消えてしまいました。

ボールホルダーの意図を読んでインターセプトするシーンも多く、サッカーIQが高い選手だなとも感じました。

グッと前に詰めてボールを奪うことやプレーを制限することも上手いです。

なかなか試合に出てこられなかったことが意外なほど、心強い戦力だなと感じました。

しかし、ここまでマスカット監督に使われなかったことにもきっと理由はあるだろうなと察します。

清水戦によって、角田選手の株価がストップ高であまりにもハードルが上がりすぎているので、あえて弱みも書いておこうと思います笑

後でファン・サポーターから手の平を返されることがあれば心苦しいですし。

私が気付いたのは一点だけですが、背後へのランニングは少し苦手意識がありそうに見えました。

岸本選手との競走で少し嫌そうに見えたのが2度(61:55、92:48)あり、74:00の鈴木唯選手のドリブルに置いていかれ決定的なクロスを許しました(鈴木唯選手の件は相手が良すぎたのもありますが笑)。

背後へのランニングという課題は昨年のトレーニングマッチ(清水戦)でも感じた点。

なので、相手のフォワードが裏抜けの上手い俊足の選手であるときには少し使いづらいかなと。

ただ、プロになってからでも足が速くなる選手はいますし、これは今後の伸びしろとして期待しましょう!

たとえ足が速くならなくても、ラインコントロールや駆け引きでカバーできる面もあると思いますしね!

魅力も伸びしろもあげたところで、現状左CBのファーストチョイスになるかを考えると、かなり際どいところですね。

エドゥアルド選手(5)が柏戦、神戸戦とビルドアップでパスが緩くなることが続いていますし、角田選手のビルドアップの上手さが買われる可能性も十分あるでしょう。

一方で、清水戦は角田選手の弱みが表面化しづらかった試合だったというのは少し割り引いて考えるべきかなと。

表面化しないよう上手く守ったとも言えるのですが、角田選手が他クラブから見つかってしまった以上は狙われることもあるかもしれません。

おそらくエドゥアルド選手がファーストチョイスで、3試合に1回先発起用もされるという感じの序盤戦になるかなと。

これでも相当出場機会を得ることになりますし、こんな素晴らしい選手が大学サッカーを途中で切り上げ、昨シーズンからチームに加わってくれたなんてありがたいですね。

角田選手の今後が非常に楽しみです!

追記:角田選手はおそらく足が遅いわけでは無いと思います。ただ、ハイラインをするには少しだけ心許ないのと、背後に走ることは得意じゃなさそうというニュアンスで。読み直して表現ミスったなと思ったので、ここに補足訂正しておきますm(_ _)m

<次節、コンサドーレ札幌戦のスタメン予想!>

「マリノスのスタメン予想はtotoを当てるより難しいのでは」と一部で言われているので、ダメ元で予想にチャレンジしてみようと思います!笑

ベンチ:オビ、角田、松原、山根、吉尾、水沼、西村(敬称略)

※怪我や復帰等の情報を正確に追えていないことがありますがご了承ください。

うーん、結果的にかなり手堅い予想になりました。

古巣戦であり前節ベンチだったのもありAロペス選手(11)がスタメンだろうと予想しつつ、そろそろ中盤の並びを戻してくるかなと。

札幌の試合はまだ今シーズン一つも見れていませんが、相手はマンツーマンで来ると思うのでスピードのある両WGをぶつけるのではないかと思いました。

両SBも比較的ガチンコ勝負に強いW小池選手。

ビルドアップで困難に陥った時のためにベンチには山根選手(28)を。

当たるかどうかは、神とマスカット監督のみぞ知るという感じですね笑

無いとは思いますが、18人全員当たったら褒めてください笑

一つだけ言えるのは、「この予想の難しさは対戦相手にとっても同じ」だということ。

試合に向けたトレーニング、仮想マリノスで紅白戦をしても細かい部分を詰めづらいという点で各クラブは困りそうですよね。

その点でも、この開幕5連戦の選手起用と結果の価値は大きかったと言えるでしょう。

<難敵札幌に勝利し3連勝を!>

札幌はなかなか一筋縄ではいかない相手ですが、ぜひとも勝利を掴みたいですね!

興梠選手には札幌に移ってもゴールは許したくないところです!笑

気持ちの良い試合内容で勝ち点3を取れるよう、一戦一戦油断せず私たちも戦いましょう!!

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